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バンダイは6月25日、“21世紀型”コミュニケーションロボット「Myドラえもん」を発表した。アニメ「ドラえもん」の放送開始から30周年を記念して開発された本格的おしゃべりロボット。

ドラえもんの誕生日である9月3日に発売する予定で、同社直販サイト「プレミアムバンダイ」では、同日から事前予約を受け付けている。価格は3万1500円。

全高16センチ、「てんとう虫コミックスと同じ高さ」(同社)の小型ボディーに最新技術を詰め込んだ。目の部分には、玩具としては初となるペーパー液晶を採用しており、おしゃべりの内容に合わせて10種類に変化して喜怒哀楽を表現する。電源スイッチは“しっぽ”(スタンバイ)。4次元ポケットを開くと“ひみつ道具”の名称をドラえもんがしゃべるなど、ファンにはうれしいギミックを備えている。

また、全身9カ所に近接センサーや光センサーなど7種類のセンサーを装備。周囲の状況を判断して、それに合わせた反応をするという。例えば、おしゃべりの際には赤外線センサーでユーザーの位置を把握して、必ずそちらに顔を向ける。温度センサーや体内時計で季節や時間を知り、そのときならではの話題をしゃべるといった具合。

さらにセンサーの情報は、脳神経をモデルとした“ニューラルネットワーク”を応用した情報処理システムにより、状況を複合的に判断する材料となる。例えば、ユーザーが目を覚まして部屋のカーテンを開けたとき。ドラえもんは、体内時計が朝7時で、かつ光センサーが明るさを感知したことから“起きた”というシチュエーションを予測、「おはよう」と声をかける。同じように、夜中に周囲が暗くなると“寝る”場面であると判断して「おやすみ」という。

会話もできる。ドラえもんには、音声認識を使わずに言葉のやり取りを可能にする独自のアルゴリズム「スキット」システムを搭載。例えば「明日は晴れるかな?」とドラえもんが話しかけた場合、ユーザーの反応を声の大きさや長さから判断して「そうだよね」「僕は晴れると思うな」といった返答を返す。セリフは1300以上あり、スムーズなおしゃべりが楽しめるという。

バンダイでは、30代の男女を主な購入層として、9月3日から全国の雑貨店や玩具店で販売する。なお、商品パッケージは「未来デパートの小包風」で、バンダイが研究開発を行ってきたロボットの歴史をまとめた冊子「ロボット研究所」が付属する。

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